Internetを用いて学術情報を得る方法をご紹介しています。
非常に月並みな表現ですが、近年のインターネットの普及は驚異的なものです。この巨大なコンピューターネットワークによって、世界の文化/経済/社会は大きな影響を受けつつあります。
そして、参加する人々が急増する中で、インターネット自身も変化し続けています。以前のような大学や研究機関の発信する無料の学術的な情報よりも、商業的なコンテンツが増加してきました。また、一般的なのインターネットに対する認識も、「学術的に有用な文書の宝庫」から「おもしろいコンテンツがあるかもしない場所」というものに変化してきました。また、さまざまな業種で「ビジネス戦略」あるいは「メシの種」として、マーケティングや企業戦略の中にインターネットは取り込まれ、その姿、流れるデータ量、コンテンツの量は以前とは比較にならないものになってきました。さらに、マスコミなどではインターネットを流れるアンダーグラウンドな情報ばかりが取り上げられ、そのたびに意味もない規制論を唱えることもしばしばあります。
こういう現象は時代の流れとしては仕方がないものなのかもしれません。しかし、調査や研究のためにインターネットを利用するというニーズは今でも存在するにも関わらず、そういった要求に応えるページの存在は意外に知られていないのも事実です。特に、最近インターネットの世界に参加した人々には、こうしたニーズに対して、有料の情報源ばかりが紹介され、まさにマーケティングの餌食になっていると言えるでしょう。
今こそ、インターネットに昔から存在する無料の学術情報が求められている時なのです。これらの情報は、その多くがボランティアの手によって情報の維持/管理/更新が行われており、私たち利用者が積極的に利用しなければ、せっかくの有益な情報が失われたり、更新されなくなってしまうことになります。私たちが一部の情報サイトに固執せず、これらを利用するようにすることこそ、真の意味でのインターネットの発展に寄与することになるのです。
このInternet Resource Centerでは、こうしたニーズに対する「学術的に有用な文書の探し方」をご紹介しています。
インターネットといえば、「ホームページ」と俗に呼ばれるWorld Wide Webと、電子メールばかりが注目されるようになってきました。中には、それ以外にはまったく知識や関心のない人も多いと聞きます。しかし、インターネットにはそのほかにもさまざまなプロトコル(通信手順)が提案され、それに基づいて様々なサービスが提供されています。そうしたサービスのほとんどは無料で提供され、かなり有用なサービスが提供されています。
World Wide Webブラウザは、World Wide Web以外のサービスを利用できるようにはなっていますが、その機能は決して十分とは言えず、その他のサービス専用のソフトウェアがあって、それらを併用してはじめて十二分にインターネットを活用したと言えるのです。
このページでは、World Wide Web以外のサービスについてご紹介しています。
インターネットのサービスを利用するソフトウェアは、そのほとんどがUNIXのために開発されたもののため、すべてのコマンドを文字で入力しなければならないものが多く存在します。これらのコマンドは習得するのに時間を要し、またコマンドを誤って用いればネットワークに負担をかけてしまうこともあります。これらは慣れれば使いやすさにもなりますが、上に述べたようなインターネットの普及のためには障害になることになります。また、以前のようにインターネットに参加している人が必ず何らかのUNIXシェルのアカウントを持っていると言うこともなくなっているので、そのサービスを受けるためのソフトウェアが見つからないということも頻発しています。
そこで当Internet Resource Centerでは、可能な限り多くのソフトウェアについて、Web上から簡単に操作できるゲートウェイを提供します。また、それぞれのサービスを利用するためのソフトウェアもご紹介します。